くすりとの上手なつきあい方
高齢者では、病気の数や、受診する医療機関が増えることにより、くすりの数が増える傾向があります。
くすりは、病気の治療にとても大切ですが、飲み過ぎや飲み合わせによって、悪影響を与えてし
まうことがあり注意が必要です。
くすりが多いからといって必ず減らすべきということはありません。
勝手にくすりを減らしたり、やめたりすると思わぬ副作用がでることがありますので、気になる
場合は、お薬手帳などで、服用しているくすりについて医師や薬剤師に相談するようにしましょう
「ポリファーマシー」って聞いたことありますか?
「ポリファーマシー」とは、単に服用する薬剤数が多いことではなく、それに関連して薬物有害事象のリスク増加、服薬過誤、服薬アドヒアランス低下※等の問題につながる状態をいいます。
※服薬アドヒアランス低下:しっかりと服薬できていないこと。
詳しくは、以下のパンフレットをご覧ください。
「あなたのくすり いくつ飲んでいますか?」
監修:東京都健康長寿医療センター長 秋下雅弘・厚生労働省
制作:一般社団法人くすりの適正使用協議会・日本製薬工業協会